ショウナンマンボ（2011年生、母ハートランドコマチ）

ショウナンマンボ（2011年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋マンボ」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時13歳）と交配したハートランドコマチが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日優牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方12戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日優牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、国本哲秀によって420万円で落札された。

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

1月18日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

3月2日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

4月26日、中7週で迎えた3戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた5戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のホワイトレーヌに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アルカンシエルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったビビッドオーブに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で木之前葵騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のトーホウセイバーに2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

8月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木之前葵騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したメモリービビッドを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月18日、中1週で迎えた10戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るビビッドオーブを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

9月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は木之前葵騎手（5戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で木之前葵騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のあちゃ、カリン塔に登る（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で木之前葵騎手（9戦2勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

4歳（2015年）

2月26日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた16戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で木之前葵騎手（10戦2勝）。6頭立ての2番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。