ボンベイサファイア（1998年生、母アンガルレ）

Bombay Sapphire

1998.02.25

ボンベイサファイア（1998年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトニービン（当時15歳）と交配したアンガルレが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は2000年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

9月10日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

9月17日、連闘で迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のリリーアンドローズに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月14日、中3週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

3歳（2001年）

2月25日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳500万下のきんせんか賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

3月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

6月17日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

11月3日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。