セトノステラ（2007年生、母セトアフロディーテ）

セトノステラ（2007年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋星（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時11歳）と交配したセトアフロディーテが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）信成牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着2回、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の土佐小夏特別(一般B2)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、信成牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場され、難波経雄によって1,050万円で落札された。

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

8月1日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

10月10日、中9週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、スズカイルマンに交わされて2馬身半差の2着となった。

10月25日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた4戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

3歳（2010年）

3月28日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（3戦0勝）。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで崩れずに走り抜いたが、スマートメビウスに交わされて2馬身差の2着となった。

5月10日、中5週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた6戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、土佐小夏特別（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のオラクルメサイアに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。