シャイニングヤマテ（1997年生、母センジュランサー）

シャイニングヤマテ（1997年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスキャン（当時9歳）と交配したセンジュランサーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高岸順一。戦績は、中央平地4戦0勝、地方7戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の一般C4ロ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高岸節雄から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、崔日坤によって882万円で落札された。

佐藤征助厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

8月13日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月24日、中2週で迎えた3戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4歳（2001年）

12月1日、約14か月半の休養明けで迎えた4戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

5歳（2002年）

6月4日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般C4ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエステティックから1馬身半差の2着となった。

6月18日、中1週で迎えた6戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミシャトウから3馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中4週で迎えた7戦目は、一般C5ニ（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブリーズウェイから2馬身半差の2着となった。

7月30日、連闘で迎えた8戦目は、一般C5ハ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマックスマリアンに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月1日、中4週で迎えた9戦目は、ニットー商事杯（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、一般C4ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤビホーオーに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月24日、連闘で迎えた11戦目は、一般C4ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のアスキットペガサスに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。