アルファママシータ（2006年生、母アルファキュート）

アルファママシータ（2006年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋美人（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時7歳）と交配したアルファキュートが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）秋田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の一般C4三。

経歴

デビュー前

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

6月21日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 雨/重）に出走。馬体重は482kg。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

11月22日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエイチエヌラスカをハナ差振り切って初白星を挙げた。

12月6日、中1週で迎えた3戦目は、一般C4三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヨバンタックンを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月22日、中1週で迎えた4戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C4二（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

12月30日、連闘で迎えた5戦目は、一般C4三（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は加藤和義騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のグレイシャスドータを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

5歳（2011年）

2月12日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ皐月賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

7月9日、中7週で迎えた8戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず15着に終わった。