ダノンミラクル（2013年生、母ミラクルガール）

ダノンミラクル（2013年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋奇跡。奇跡を呼ぶような活躍を」。毛色は鹿毛。種牡馬のダノンシャンティ（当時6歳）と交配したミラクルガールが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方27戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

2月14日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

6月11日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

7月30日、中6週で迎えた4戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

9月4日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったクリンクリンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月11日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

9月18日、連闘で迎えた7戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた8戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、希望郷いわて国体開催記念普代村賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた9戦目は、岩泉町龍泉洞再開応援（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は千田洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

10月30日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

11月6日、連闘で迎えた13戦目は、コカ・コーラ賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

11月13日、連闘で迎えた14戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2四（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2017年）

1月3日、中1週で迎えた19戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に敗れた。

1月8日、連闘で迎えた20戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

3月18日、中9週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた21戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

3月25日、連闘で迎えた22戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

4月1日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

4月8日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたベターオフ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

4月15日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

4月22日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた27戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったパープルローズに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は木村暁騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2十六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。