ボーリングマシン（1999年生、母アイテイサクラ）
Boring Machine
1999.03.03
ボーリングマシン（1999年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時9歳）と交配したアイテイサクラが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、中央平地17戦2勝、地方29戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年の3歳500万下。
経歴
デビュー前
領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2001年）
7月15日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。
7月28日、中1週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。
8月25日、中3週で迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
9月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。
9月30日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るワンダークリスタルを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。
10月13日、中1週で迎えた6戦目は、2歳G2のデイリー杯2歳ステークス（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
11月10日、中3週で迎えた7戦目は、2歳オープンの京都2歳ステークス（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。
11月24日、中1週で迎えた8戦目は、2歳500万下の白菊賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池添謙一騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。
3歳（2002年）
3月3日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のさわらび賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は一杯になって14着に敗れた。
3月16日、中1週で迎えた10戦目は、服部剛史騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。
3月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。
4月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は服部剛史騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。
4月27日、中1週で迎えた13戦目は、3歳500万下（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のパーターノスターに2馬身半の差をつけて制した。
5月11日、中1週で迎えた14戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。
12月15日、約7か月半の休み明けで迎えた15戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。
4歳（2003年）
1月18日、中4週で迎えた16戦目は、4歳以上1000万下の秋吉台特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は服部剛史騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず17着に終わった。
1月25日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上1000万下の伏見特別（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。
3月28日、中8週で迎えた18戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニシノオウヒリュウを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。
4月10日、中1週で迎えた19戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、卯月特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
5月29日、中6週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた20戦目は、松浦高宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。
6月11日、中1週で迎えた21戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、サンケイスポーツ賞（園田ダート1870m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に終わった。
7月23日、中5週で迎えた22戦目は、KENRAKUホワイトピア賞（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。
8月5日、中1週で迎えた23戦目は、大阪スポーツ賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャワーパーティーを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。
8月27日、中2週で迎えた24戦目は、サマーカップ（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシャワーパーティーにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。
9月18日、中2週で迎えた25戦目は、播磨町大中遺跡特別（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。
5歳（2004年）
2月1日、約4か月半の休み明けで迎えた26戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。
2月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。
2月28日、中1週で迎えた28戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、斉藤進退職記念特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムラビットをクビ差制して久しぶりに美酒を浴びた。
3月21日、中2週で迎えた29戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、一般A4（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月4日、中1週で迎えた30戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月18日、中1週で迎えた31戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、頑張れ!!高知競馬特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般A2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月22日、中2週で迎えた33戦目は、一般A B（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は西内忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカーニバルキングに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
5月29日、連闘で迎えた34戦目は、一般A2（高知ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西内忍騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックエブロスから3馬身差の2着となった。
6月20日、中2週で迎えた35戦目は、横浪特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西内忍騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月3日、中1週で迎えた36戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西内忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミカツリュウからクビ差の2着となった。
7月19日、中1週で迎えた37戦目は、頑張れイブキライズアップ・陽香特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西内忍騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月8日、中2週で迎えた38戦目は、一般A2（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で西内忍騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。
8月22日、中1週で迎えた39戦目は、一般A3（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月25日、中4週で迎えた40戦目は、9.10景亮2歳バースデー特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月11日、中1週で迎えた41戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は上田将司騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月23日、中1週で迎えた42戦目は、愛媛県いしづち特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は西内忍騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月6日、中1週で迎えた43戦目は、たみ誕生祝!三連単を狙え特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西内忍騎手（8戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月27日、中2週で迎えた44戦目は、HN馬っ気設立十周年記念特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は上田将司騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月11日、中1週で迎えた45戦目は、がんばる高知競馬激励特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6歳（2005年）
1月2日、中2週で迎えた46戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、初月特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。