アースブラウン（2014年生、母マニエラ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、札幌エクワインマネジメントによって2,376万円で落札された。

3歳（2017年）

10月30日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、3歳戦の足立ビューティフルウィンドウズ賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。馬体重は540kg。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた2戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のメルセデスAMG賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したカタマチコマチにアタマ差届かず2着となった。

12月25日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦のポインセチア賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったテギルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2018年）

2月20日、中7週で迎えた4戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメガゼウスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月7日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るワイルドドーターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月29日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦2勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったホウオウサンダーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中7週で迎えた7戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニュートリノビームに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月29日、中4週で迎えた8戦目は、一般C1九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦3勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るリコーモンディアルを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月31日、中4週で迎えた9戦目は、一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦4勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

10月12日、中9週で迎えた10戦目は、昭和ただいま横丁賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したトップオブテーラーを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月15日、中4週で迎えた11戦目は、竜胆賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（7戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワイルドラヴに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

12月26日、中5週で迎えた12戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

5歳（2019年）

2月6日、中5週で迎えた13戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（8戦5勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したアンダーパワーにクビ差届かず2着に甘んじた。

3月19日、中5週で迎えた14戦目は、花衣賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（9戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘魂で渋太く粘り続けて、最後は2着のニューミレニアムに2馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

4月22日、中4週で迎えた15戦目は、一般C1一二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（10戦6勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

6月3日、中5週で迎えた16戦目は、一般C1一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（11戦6勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般B3六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（12戦6勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

10月4日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（13戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、ニーマルティアラに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた19戦目は、白秋賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（14戦6勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

12月6日、中6週で迎えた20戦目は、品川区水辺千本桜賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた21戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、おおとり賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

6歳（2020年）

1月21日、中2週で迎えた22戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では稟性の闘争本能でゴールまでタレずに走り切ったが、3着に終わった。

2月26日、中4週で迎えた23戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（15戦6勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、伸びてきたスマートフレイ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4月8日、中5週で迎えた24戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（16戦6勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1四五六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（17戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1七八九（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（18戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のカンバンムスメに2馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

6月5日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（19戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のシモンズをクビ差振り切って8勝目を手にした。

12月31日、約7か月の休養明けで迎えた28戦目は、大晦日は楽天競馬で遊び納め賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

7歳（2021年）

1月22日、中2週で迎えた29戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では賦性の負けじ魂を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、5着に終わった。

3月10日、中6週で迎えた30戦目は、一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

4月15日、中4週で迎えた31戦目は、一般C2三四五（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は篠谷葵騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

5月17日、中4週で迎えた32戦目は、一般C1 C2（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた33戦目は、仲夏特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。