シンコウヒストリー（1998年生、母サンワシヨウリ）

シンコウヒストリー（1998年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリミナルタイプ（当時13歳）と交配したサンワシヨウリが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）シンコーファーム。戦績は、地方25戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の3歳。

経歴

デビュー前

太田進厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2000年）

10月14日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は533kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月30日、中7週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、伸びてきたスナイパーマン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

3歳（2001年）

1月13日、中1週で迎えた4戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた5戦目は、宮崎乾司騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は宮崎乾司騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

4月25日、中7週で迎えた8戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のヘイセイアカデミーを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

5月7日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた13戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた14戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の朝顔特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた15戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の太平記特別（足利ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた17戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本大寿郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2イ（足利ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は粂川京利騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松本大寿郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松本大寿郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた22戦目は、天狗山特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本大寿郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月31日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本大寿郎騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のシアーグリードに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

4歳（2002年）

1月8日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松本大寿郎騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウジマスターから3馬身差の2着となった。

2月2日、中3週で迎えた25戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松本大寿郎騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後はソプラノボイスと並んで6着同着となった。