グレイトフルダッド（2008年生、母プリンセスオーロラ）

グレイトフルダッド（2008年2月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「感謝する父」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタキシード（当時12歳）と交配したプリンセスオーロラが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桑嶋峰雄。戦績は、中央平地2戦0勝、地方22戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の一般C9。

経歴

デビュー前

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

1月8日、デビュー戦は田中克典騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中克典騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

2月24日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた4戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた5戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳C1 C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた6戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた7戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったクールマドンナに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月11日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

6月7日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた13戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月19日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C17（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のミランダに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月9日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた16戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマイチアリダーからクビ差の2着に甘んじた。

9月29日、中2週で迎えた17戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のギオンミスタードンに3馬身の差をつけて優勝

10月7日、連闘で迎えた18戦目は、野原八幡宮大祭特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松島慧騎手（3戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で松島慧騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般C8（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松島慧騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた21戦目は、くまごろう記念（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松島慧騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムセーラーから1馬身半差の2着に敗北した。

12月2日、中1週で迎えた22戦目は、CLUBLIMONARE杯（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で松島慧騎手（7戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4歳（2012年）

2月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。