サーストンアロー（1998年生、母コーナーフラッグ）

サーストンアロー（1998年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時6歳）と交配したコーナーフラッグが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着2回、中央障害2戦0勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

2月25日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は532kg。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、エアジュークに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月11日、中1週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったフェイムドグレイスに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

4月8日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のダリカラノテガミに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月9日、中8週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝2200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に敗れた。

4歳（2002年）

1月14日、約7か月半の休養明けで迎えた5戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

3月17日、中8週で迎えた6戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月20日、中4週で迎えた7戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月24日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた8戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1390m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。