ツルマルウエキオー（1988年生、母クレインダンサー）

ツルマルウエキオー（1988年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のコインドシルバー（当時14歳）と交配したクレインダンサーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ニシケンファーム。戦績は、中央平地12戦0勝、地方8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

4月13日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（京都ダート1800m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は502kg。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

6月23日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

8月4日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で藤田伸二騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月17日、中1週で迎えた6戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は藤田伸二騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた9戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月2日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で千田輝彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

4歳（1992年）

8月14日、約9か月半の休養明けで迎えた13戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月21日、中4週で迎えた14戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた15戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた16戦目は、とびうめ特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジミグラナダから2馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中3週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本幸次郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本幸次郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本幸次郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1993年）

1月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で橋本幸次郎騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。