ベンダバール（2011年生、母ジェニアリータ）

ベンダバール（2011年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「疾風（西）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時26歳）と交配したジェニアリータが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2015年の最北愛馬会特別(一般C3-9)。

経歴

デビュー前

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

3月8日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は454kg。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

5月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

8月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg絞って迎えた3戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

4歳（2015年）

4月23日、約8か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は秋田大助騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

5月6日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

5月21日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた7戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、マスコット「ベア・ドゥ」賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、オオカリベウエーブに交わされて1馬身差の2着となった。

6月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

7月20日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、一般C3 12（高知ダート800m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したグッドジーンに3/4馬身届かず2着となった。

8月2日、中1週で迎えた11戦目は、最北愛馬会特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のターンザタッセルに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月10日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石本純也騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で石本純也騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3ニ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石本純也騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったマスターウィッシュに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月12日、連闘で迎えた15戦目は、伊尾木洞のシダ群落特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石本純也騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったマスターウィッシュに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月12日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、遠藤健太騎手を鞍上に迎えて、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた17戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、別府真衣特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月22日、中3週で迎えた18戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。