メルヴェイユーズ（2003年生、母ノースフライト）

メルヴェイユーズ（2003年4月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「素晴らしい（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエルコンドルパサー（当時8歳）と交配したノースフライトが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大北牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方5戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の岐南町徳田ねぎ賞(一般C23 牝)。

経歴

デビュー前

12歳のとき、天羽禮治牧場から「冬季ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、富田牧場によって950.4万円で落札された。

ターファイトクラブにて総額5,000万円（25万×200口）で一口馬主が募集された。

加藤敬二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

10月29日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に敗れた。

11月20日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C23（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月12日、中2週で迎えた3戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、岡部玲子笠松競馬初参戦記念（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニッシンアルコンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

4歳（2007年）

1月9日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定戦の岐南町徳田ねぎ賞（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のデルマガイアに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月1日、中6週で馬体重を前走から26kg戻して迎えた5戦目は、一般C15（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クリスタルシャドウに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月14日、中1週で迎えた6戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブロードリガメントにクビ差交わされて2着に甘んじた。