カイシュウヤマト（2010年生、母クィーンロマンス）

カイシュウヤマト（2010年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大和」。毛色は栗毛。種牡馬のケイムホーム（当時11歳）と交配したクィーンロマンスが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）稲葉牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、稲葉牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、稲葉牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、BOBOSによって157.5万円で落札された。2歳のとき、大作ステーブルから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、飯村孝男によって2,940万円で落札された。

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

9月8日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

3歳（2013年）

3月3日、約6か月の休養明けで迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウラムダを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3月23日、中2週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

8月25日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

9月17日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。