シンボリドレスデン（1991年生、母スイートジョアンナ）

シンボリドレスデン（1991年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリーチ（当時9歳）と交配したスイートジョアンナが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地14戦1勝、中央障害23戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

田中和夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

11月7日、デビュー戦は佐藤照雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1600m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤照雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた3戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るユーワフェンクルを途轍もない末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

3歳（1994年）

1月15日、中4週で迎えた4戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は佐藤照雄騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤照雄騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤照雄騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤照雄騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤照雄騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

5月15日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1600m 小雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた13戦目は、4歳500万下（福島ダート1700m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で宗像徹騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

8月13日、中4週で迎えた14戦目は、町田義一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

10月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で成田均騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1995年）

1月15日、中4週で迎えた18戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた19戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた20戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は成田均騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサエキオーカンから3馬身半差の2着となった。

3月19日、中3週で迎えた21戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた22戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で成田均騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた23戦目は、鈴木勇騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた24戦目は、大江原哲騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオキノリュウジンから9馬身差の2着となった。

6月11日、中3週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大江原哲騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原哲騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた27戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/稍重）に出走。鞍上は成田均騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月3日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で成田均騎手（8戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月15日、中5週で迎えた30戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で成田均騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のセントメーカーに6馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

11月4日、中2週で迎えた31戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で成田均騎手（10戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた32戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で成田均騎手（11戦1勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1996年）

1月5日、中4週で迎えた33戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で成田均騎手（12戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた34戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で成田均騎手（13戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月24日、中7週で迎えた35戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は町田義一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月20日、中3週で迎えた36戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で町田義一騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月18日、中3週で迎えた37戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で町田義一騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。