ユーワフェンクル（1991年生、母ロイヤルヴアーヴ）

経歴

デビュー前

2歳（1993年）

11月7日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は504kg。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1600m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月11日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、シンボリドレスデンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったウメノウイナーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

3歳（1994年）

1月15日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中舘英二騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のタイガーファイブに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月18日、中4週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中舘英二騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、カミノタイホウに半馬身交わされて2着となった。

3月19日、中3週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中舘英二騎手（6戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタイキスナイパーに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

4月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で中舘英二騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたスーパーマロン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4月24日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で中舘英二騎手（8戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、オースミマックスに半馬身交わされて2着に敗れた。

10月1日、約5か月半の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下の鹿島灘特別（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で中舘英二騎手（9戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、スノートブリーズに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月23日、中2週で迎えた11戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の秋保特別（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったタルファリスに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月12日、中2週で迎えた12戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の伊達特別（福島ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタルファリスに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月26日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の深秋特別（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（10戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の霞ケ浦特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（11戦1勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。