オースミマックス（1991年生、母テンザンオトメ）

オースミマックス（1991年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時9歳）と交配したテンザンオトメが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木牧場。戦績は、中央平地49戦8勝2着6回。1997年の京王杯スプリングカップ(G2)で2着に入った他、1997年の小倉大賞典(ハンデG3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

白井寿昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

12月12日、デビュー戦は増井裕騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイモナミを上がり1位タイの末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

3歳（1994年）

1月5日、中2週で迎えた2戦目は、4歳500万下の若菜賞（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

2月19日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳500万下のくすのき賞（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、スイートトニーにクビ差交わされて2着となった。

3月6日、中1週で迎えた4戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のはなのき賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

4月24日、中6週で迎えた5戦目は、4歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は増井裕騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るユーワフェンクルを豪快な末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

5月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳G2のNHK杯（東京芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（4戦2勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた7戦目は、3歳オープンの白百合ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（5戦2勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したプレジデントジョイを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

6月19日、中2週で迎えた8戦目は、4歳900万下のロイヤル・ホンコン・ジョッキークラブ・ト（中京芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で増井裕騎手（6戦2勝）。17頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳900万下のさくらんぼステークス（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で増井裕騎手（7戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた10戦目は、L.クロップ騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて6着に終わった。

9月18日、中4週で迎えた11戦目は、3歳G2の神戸新聞杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でL.クロップ騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた12戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の福島中央テレビ杯（福島芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の飯坂特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい6着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた14戦目は、ハンデG3のカブトヤマ記念（福島芝1800m 晴/良）に48kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

4歳（1995年）

4月29日、約6か月半の休養明けで迎えた15戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の八ヶ岳特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた16戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた17戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の手稲山特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の苫小牧特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ミハタスカーレットにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7月29日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で四位洋文騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

8月27日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の高千穂特別（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は増井裕騎手（8戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた22戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のユウキアラシオーをクビ差振り切って久々に美酒を浴びた。

10月7日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた25戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の多摩川特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月25日、中1週で迎えた26戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の豊明特別（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったミスタービッグベンにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

5歳（1996年）

1月6日、中5週で迎えた27戦目は、5歳以上900万下の青梅特別（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

1月21日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のストレートアンサーに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月10日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の大津特別（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた30戦目は、5歳以上900万下の熱田特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のフィールドチャンプに3馬身半の差をつけて優勝

3月24日、中2週で迎えた31戦目は、道頓堀ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（5戦0勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアドマイヤゲイルを半馬身振り切って6勝目を獲得した。

4月21日、中3週で迎えた32戦目は、谷川岳ステークス（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のタイキクレセントに1馬身半の差をつけて7勝目をマークした。

5月12日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデG3の新潟大賞典（新潟芝2000m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたマイヨジョンヌ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

6月9日、中3週で迎えた34戦目は、G2の金鯱賞（中京芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（5戦2勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

7月21日、中5週で迎えた35戦目は、道新杯（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（6戦2勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

9月8日、中6週で迎えた36戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の京王杯オータムハンデキャップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

9月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、G3のセントウルステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた38戦目は、ハンデG3のカブトヤマ記念（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（7戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた39戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、新潟日報賞（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

6歳（1997年）

1月5日、中8週で迎えた40戦目は、M.ブータン騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の京都金杯（京都芝2000m 雨/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた41戦目は、関門橋ステークス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（8戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた42戦目は、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（9戦2勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のケントニーオーを3/4馬身振り切って念願の重賞初制覇を果たした。

3月1日、中1週で迎えた43戦目は、G3の中日新聞杯（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（10戦3勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

4月5日、中4週で迎えた44戦目は、G3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（11戦3勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月10日、中4週で迎えた45戦目は、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆徳騎手（12戦3勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで踏ん張ったが、抜け出したタイキブリザードを差し切れず、1馬身差の2着となった。

6月8日、中3週で迎えた46戦目は、G1の安田記念（東京芝1600m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で菊沢隆徳騎手（13戦3勝）。18頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて17着に終わった。

7月13日、中4週で迎えた47戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、朱鷺ステークス（新潟芝1400m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた48戦目は、G3の関屋記念（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（14戦3勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた49戦目は、G2の札幌記念（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（15戦3勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。