第33回 中日新聞杯 (G3)

レース展開

ギガトンが後続を牽引、2番手を進むオースミマックス

ギガトンが端に立つ形となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にオースミマックスが続く。そのすぐ後ろ、アラタマワンダーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはインタークレバーとミツワライトオー。その1馬身後ろ、マンノチャレンジとマヤノポセイドンは中団前寄り。サウンドバリヤーは中団馬群の丁度真ん中を追走。ファンドリショウリとボストンエンペラーは中団後方の位置。その後ろ、メイショウヨシイエとヒロデクロスが11番手。マヤノデンプシーは後方4番手に待機して前の動きを静観。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはダイワセキト。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはニシノダイオー。少し離れた殿にアプローズシチーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

中日新聞杯、ファンドリショウリが古豪の矜持を見せる様な躍動感溢れる走りで連覇達成

先頭はオースミマックスでリードは半馬身。2番手にギガトンが続く。その直後、インタークレバー、ミツワライトオー、マヤノポセイドンらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、6番手から抜け出したのはマンノチャレンジ。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいた2番人気のファンドリショウリが目を見張るような末脚を爆発させてマンノチャレンジを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着のマンノチャレンジからクビ差の3着には、3番手の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張った16番人気のマヤノポセイドンが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、途中から先頭に立ったオースミマックスが入線、さらにハナ差の5着には、中団前目にいたアラタマワンダーが食い込んだ。1番人気のマヤノデンプシーは中団後方にいたが決め手が足りず6着に敗れた。