マヤノポセイドン（1990年生、母クインテビエ）

マヤノポセイドン（1990年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時6歳）と交配したクインテビエが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マークリ牧場。戦績は、中央平地52戦6勝2着10回。1997年の中日新聞杯(G3)で3着に入った他、1997年のオーストラリアトロフィー(オープンハンデ)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

11月29日、デビュー戦は松永昌博騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮戦したが、ドウガクソウシャに交わされて2馬身差の2位に入線したが、その後7着に降着となった。

12月19日、中2週で迎えた2戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ビコーアルファーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

3歳（1993年）

1月5日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、チアズユタカオーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

1月16日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ミートユーアゲインにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月7日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で増井裕騎手（3戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のウォーターベルーガに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月14日、連闘で迎えた6戦目は、4歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で増井裕騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下の芝桜賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で増井裕騎手（5戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで踏ん張ったが、コアレスホワイトに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月4日、中3週で迎えた8戦目は、4歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で増井裕騎手（6戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で増井裕騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

5月9日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で増井裕騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤマニンバトルランを捕まえ切れず、ハナ差の2着に惜敗した。

5月22日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で増井裕騎手（9戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では稟性の敢闘精神でゴールまでタレずに走り切ったが、5着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた12戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で増井裕騎手（10戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた13戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で増井裕騎手（11戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったランパールシチーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月23日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマーブルマックスを次元の違う末脚で半馬身差し切って下馬評通りの実力を証明した。

11月20日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手（12戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、スギノキングに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月5日、中1週で迎えた16戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮戦したが、キクカダンディに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

12月26日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手（13戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

4歳（1994年）

1月9日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下の天神橋特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（14戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

1月16日、連闘で迎えた19戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（15戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

2月14日、中3週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

2月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、5歳以上900万下の瀬戸特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。

11月20日、約9か月の休み明けで迎えた22戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手（16戦1勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた23戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のオークショットをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

12月17日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の猪名川特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手（17戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、ユウキサンサンに半馬身交わされて2着となった。

5歳（1995年）

1月8日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（18戦1勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ハナを切り、リードを2馬身以上保って、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた26戦目は、5歳以上900万下の和布刈特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（19戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の周防灘特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で増井裕騎手（20戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着を確保した。

2月18日、連闘で迎えた28戦目は、5歳以上900万下の吉野ケ里特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で増井裕騎手（21戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて15着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた29戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた30戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の’95阪神ヤングジョッキーズステークス（京都芝2200m 外回り雨/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

8月26日、約4か月半の休養明けで迎えた31戦目は、4歳以上900万下の西海賞（小倉芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は増井裕騎手（22戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

10月1日、中4週で迎えた32戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の朝日岳特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したエプソムカラーにクビ差届かず2着となった。

10月29日、中3週で迎えた33戦目は、4歳以上900万下の二王子岳特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月18日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上900万下の加治川特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のモリカイソウに1馬身3/4の差をつけて制した。

12月17日、中3週で迎えた35戦目は、オリオンステークス（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本美純騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では圧倒的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のスターレセプションに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6歳（1996年）

1月6日、中2週で迎えた36戦目は、寿ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本美純騎手（4戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のタケノクラウンをクビ差振り切って6勝目を獲得した。

1月21日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデG2の日経新春杯（京都芝2400m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で橋本美純騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

2月18日、中3週で迎えた38戦目は、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で橋本美純騎手（6戦3勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に敗れた。

10月6日、約7か月半の休養明けで迎えた39戦目は、秋野ステークス（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で橋本美純騎手（7戦3勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

11月17日、中5週で迎えた40戦目は、ハンデG3の福島記念（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で橋本美純騎手（8戦3勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた41戦目は、ハンデG3の愛知杯（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で橋本美純騎手（9戦3勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた42戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、クリスマスステークス（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

7歳（1997年）

1月6日、中1週で迎えた43戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた44戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの白富士ステークス（東京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた45戦目は、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は橋本美純騎手（10戦3勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた46戦目は、G3の中日新聞杯（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（11戦3勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月16日、中1週で迎えた47戦目は、ハンデG3の中京記念（中京芝2000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（12戦3勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた48戦目は、ハンデ戦でオープンの大阪-ハンブルクカップ（阪神芝2500m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で橋本美純騎手（13戦3勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた49戦目は、ハンデ戦でオープンのオーストラリアトロフィー（京都芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は武豊騎手（3戦1勝）。17頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入り込んだ。

5月11日、中2週で迎えた50戦目は、ハンデG3の新潟大賞典（新潟芝2000m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は橋本美純騎手（14戦3勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた51戦目は、G2の金鯱賞（中京芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（15戦3勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

6月29日、中4週で迎えた52戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。