ビコーアルファー（1990年生、母クリレモン）

ビコーアルファー（1990年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリヴリア（当時8歳）と交配したクリレモンが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）長谷川牧場。戦績は、中央平地58戦7勝2着7回。1995年の京王杯スプリングカップ(G2)で2着に入った他、1996年の京王杯オータムハンデキャップ(ハンデG3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

12月6日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマヤノポセイドンを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

3歳（1993年）

1月10日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下の若菜賞（京都芝1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下の呉竹賞（中山芝1200m 外回り小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手（3戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のグワナバラに1馬身3/4の差をつけて2勝目をつかんだ。

2月27日、中4週で迎えた5戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのクロッカスステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったユキノビジンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月28日、中3週で迎えた6戦目は、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は芹沢純一騎手（4戦2勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳G3のクリスタルカップ（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（5戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

5月8日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの菖蒲ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のホッカイキルディアに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

6月6日、中3週で迎えた9戦目は、3歳G2のニュージーランドトロフィー4歳ステークス（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた10戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、G2のCBC賞（京都芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月30日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのアイルランドトロフィー（東京芝1600m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。

11月28日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、中京競馬場開設40周年記念シリウスステー（中京芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は芹沢純一騎手（6戦2勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた13戦目は、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

4歳（1994年）

1月16日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたキョウエイボナンザ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

2月6日、中2週で迎えた15戦目は、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた16戦目は、G2のマイラーズカップ（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた17戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのコーラルステークス（中京芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したユキミザケにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月3日、中1週で迎えた18戦目は、G3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（7戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた19戦目は、谷川岳ステークス（新潟芝1600m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のニュースヴァリューを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

5月15日、中2週で迎えた20戦目は、G1の安田記念（東京芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデG3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に敗れた。

11月19日、約5か月半の休み明けで迎えた22戦目は、霜月ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた23戦目は、J.ベイリー騎手を鞍上に迎えて、’94ゴールデンスパートロフィー（阪神芝1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したバンブーユージンにハナ差届かず2着に惜敗した。

12月17日、中1週で迎えた24戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の逆瀬川ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

5歳（1995年）

1月21日、中4週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の初富士ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（8戦2勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

2月11日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の斑鳩ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月5日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた27戦目は、J.ウィーバー騎手を鞍上に迎えて、’95ファイナルカップ（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた28戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の千葉ステークス（中山芝1200m 外回り小雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヒカルイットウセイを半馬身振り切って5勝目を奪取した。

4月2日、中1週で迎えた29戦目は、G3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（9戦2勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入った。

4月22日、中2週で迎えた30戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったドゥマーニをクビ差捉え切れず2着となった。

5月14日、中2週で迎えた31戦目は、G1の安田記念（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた32戦目は、パラダイスステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のインディードスルーに1馬身1/4の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

6月25日、中2週で迎えた33戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、G2のCBC賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月13日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンのマリーンステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

11月25日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg絞って迎えた35戦目は、キャピタルステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

12月17日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた36戦目は、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

6歳（1996年）

1月14日、中3週で迎えた37戦目は、ハンデ戦でオープンのニューイヤーステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

6月23日、約5か月半の休養明けで迎えた38戦目は、吾妻小富士オープン（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（6戦1勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた39戦目は、朱鷺ステークス（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたタイブルース決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

8月4日、中2週で迎えた40戦目は、G3の関屋記念（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月8日、中4週で迎えた41戦目は、ハンデG3の京王杯オータムハンデキャップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大塚栄三郎騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったクラウンシチーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

9月29日、中2週で迎えた42戦目は、G3のセントウルステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（10戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

11月17日、中6週で迎えた43戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（10戦1勝）。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた44戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、G2のCBC賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

12月21日、中3週で迎えた45戦目は、ハンデ戦でオープンのシリウスステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（11戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

7歳（1997年）

1月6日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた46戦目は、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入った。

1月12日、連闘で馬体重を前走から12kg戻して迎えた47戦目は、M.ブータン騎手を鞍上に迎えて、洛陽ステークス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた48戦目は、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（11戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた49戦目は、ハンデ戦でオープンの淀短距離ステークス（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は田島裕和騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

3月2日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた50戦目は、ハンデ戦でオープンのオーシャンステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（12戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

6月22日、約3か月半の休み明けで迎えた51戦目は、吾妻小富士オープン（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（12戦1勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味光る末脚を披露し、4着に入り込んだ。

7月5日、中1週で迎えた52戦目は、ハンデG3の七夕賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（13戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

8月24日、中6週で迎えた53戦目は、ハンデG3の新潟記念（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（14戦1勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた54戦目は、ハンデG3の京王杯オータムハンデキャップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（15戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

10月11日、中4週で迎えた55戦目は、オーロカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（8戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた56戦目は、ハンデ戦でオープンのアイルランドトロフィー（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（9戦1勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた57戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、富士ステークス（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のヒロデクロスを半馬身振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

12月14日、中2週で迎えた58戦目は、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。