ジューンフリーダム（2020年生、母フィールフリーリー）

ジューンフリーダム（2020年2月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+自由」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサトノクラウン（当時8歳）と交配したフィールフリーリーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。主な勝ち鞍は2024年の4歳以上C2二。

経歴

デビュー前

当歳のとき、白井牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、吉川ホールディングスによって2,200万円で落札された。

武英智厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

2月18日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は484kg。17頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に敗れた。

3月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい11着に終わった。

4月29日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた4戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

7月8日、中7週で迎えた5戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

2023年7月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月11日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったハナバンダに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月18日、中9週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた10戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず3着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた11戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1870m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C3（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

4歳（2024年）

1月10日、中1週で迎えた13戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のクレスコロッキーを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

1月26日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のパリパリをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

2月7日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦2勝）。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦2勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

2月29日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡瀬和幸騎手（4戦2勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で渡瀬和幸騎手（5戦2勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、4着に入り込んだ。

4月3日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、ばんえい十勝来場記念（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で渡瀬和幸騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るランボーリープを鬼脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

4月18日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡瀬和幸騎手（7戦3勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた21戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で渡瀬和幸騎手（8戦3勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。