ドルチェ（1987年生、母アサヒカヌート）

経歴

デビュー前

3歳（1990年）

1月6日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

2月3日、中3週で迎えた2戦目は、長峰一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/重）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に敗れた。

5月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

7月21日、中9週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のヤマニンアンバーをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

8月11日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は長峰一弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

9月16日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた7戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の山中湖特別（東京芝1600m 小雨/良）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に終わった。

12月8日、中6週で迎えた9戦目は、蛯名信広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

4歳（1991年）

1月27日、中5週で迎えた11戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた13戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。

3月17日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

10月15日、約7か月の休養明けで迎えた15戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月30日、中3週で迎えた17戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月10日、中0週で迎えた18戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1992年）

4月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上C2-5（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカミノファントムから1馬身半差の2着となった。

4月27日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。