ラックインバトル（2008年生、母デライトスライト）

ラックインバトル（2008年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバイオマスター（当時12歳）と交配したデライトスライトが19歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は木戸口昌治。戦績は、地方30戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の復興支援がんばれ栃木県(A3)。

経歴

デビュー前

松代真厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2010年）

12月10日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は438kg。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったワイルドフェイスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3歳（2011年）

1月2日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた3戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

1月26日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

2月22日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月5日、中5週で迎えた6戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の復興支援がんばれ栃木県（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアポロセティを次元の違う末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

5月4日、中3週で迎えた7戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた8戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の美味しく食べて応援します。南部せんべい（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したミスターサイゴンにハナ差届かず2着となった。

5月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の早見沙織さん二十歳BD記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の名物食べて復興支援サンピーチ（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したダイワシンシアにアタマ差届かず2着となった。

6月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の今日すまいるママ誕生日記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の能登見附島賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた13戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた15戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦の高木菜々香ちゃん生誕記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で堀場裕充騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた17戦目は、3歳A3（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で堀場裕充騎手（9戦1勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3二（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で堀場裕充騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3三（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で堀場裕充騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた20戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、浦河地区産駒杯（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3四（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（12戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

4歳（2012年）

3月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、能登野菜中島菜杯（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のマイクロスコープに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

3月29日、中1週で迎えた23戦目は、鶴仙渓・川床特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（13戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般B4二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた25戦目は、坂崎くん喜村さん結婚記念杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた26戦目は、たかはし智秋生誕JPY杯3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般B4三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1二（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（14戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた29戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般B4三（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。