ターキーストーン（2003年生、母ターキーレッド）

ターキーストーン（2003年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「トルコ石」。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時8歳）と交配したターキーレッドが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡追分町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の南相馬特別(500万下)。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,000万円（50万×40口）で一口馬主が募集された。

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

6月18日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したカナハラグリーンにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月30日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のキングルーキーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2007年）

2月18日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

6月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg絞って迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隼人騎手（3戦1勝）。17頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

6月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の南相馬特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隼人騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のワイルドシングスに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

7月14日、中2週で迎えた7戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の豊栄特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。