トーセンウィリアム（2018年生、母トーセンミルキー）

トーセンウィリアム（2018年2月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のトーセンブライト（当時17歳）と交配したトーセンミルキーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社エスティファーム。主な勝ち鞍は2020年のリバーサイドアイドル特別。

経歴

デビュー前

山中尊徳厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2020年）

5月8日、デビュー戦は本田正重騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスズランデビュー（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は473kg。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアランバローズに詰め切れず、3馬身差の2着に敗れた。

6月10日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦の蛍特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアークボルトに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月6日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のリバーサイドアイドル特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のトーセンブライアンに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。