フジノグランツ(1989年生、母カネアザミ)

Fujino Glanz

1989.02.03

フジノグランツ(1989年2月3日)は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のルイヴイルサミツト(当時9歳)と交配したカネアザミが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は合資会社青森牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方27戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1993年の一般D1ロ。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎(美浦)へ入厩。

2歳(1991年)

12月8日、デビュー戦は谷中公一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬中山芝1200m 外回り 曇/良)に出走。馬体重は398kg。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬中山芝1200m 外回り 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手(1戦0勝)。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

3歳(1992年)

1月6日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利中山ダート1200m 曇/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手(2戦0勝)。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

5月16日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利東京芝1600m 雨/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で谷中公一騎手(3戦0勝)。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利東京ダート1200m 晴/不良)に出走。鞍上は5戦連続で谷中公一騎手(4戦0勝)。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利福島芝1200m 雨/不良)に出走。鞍上は6戦連続で谷中公一騎手(5戦0勝)。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利福島芝1000m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で谷中公一騎手(6戦0勝)。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた8戦目は、成島正規騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利新潟芝1000m 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

8月29日、中4週で迎えた9戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利函館芝1200m 曇/稍重)に50kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

10月27日、中7週で迎えた10戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、4歳A3上山ダート1500m 晴/重)に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた11戦目は、4歳B1上山ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手(1戦0勝)。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた12戦目は、4歳B1上山ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手(2戦0勝)。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったクールトップクールから半馬身差の2着となった。

12月7日、中1週で迎えた13戦目は、4歳A3上山ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手(3戦0勝)。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳(1993年)

4月19日、約4か月半の休養明けで迎えた14戦目は、宮﨑謙一騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ上山ダート1500m 晴/良)に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターコンボイに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般D1ロ上山ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で宮﨑謙一騎手(1戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントウェザーから2馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般D1イ上山ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で宮﨑謙一騎手(2戦1勝)。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般D1イ上山ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は須田英之騎手(4戦0勝)。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒデノスーパーから4馬身差の2着となった。

6月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般D1上山ダート1700m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手(5戦0勝)。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた19戦目は、一般D1イ上山ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手(6戦0勝)。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般D1ロ上山ダート1500m 小雨/不良)に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手(7戦0勝)。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミロードに2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

7月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般D1上山ダート1700m 曇/重)に出走。鞍上は5戦連続で須田英之騎手(8戦1勝)。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた22戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ上山ダート1500m 曇/重)に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3ニ上山ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手(1戦0勝)。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3ハ上山ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で鈴木義久騎手(2戦0勝)。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のトウザイゲンカイに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3ロ上山ダート1700m 曇/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で鈴木義久騎手(3戦1勝)。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のラプシイクイーンに2馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

10月17日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3上山ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で鈴木義久騎手(4戦2勝)。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラショータイムから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月15日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3ロ上山ダート1500m 晴/重)に出走。鞍上は6戦連続で鈴木義久騎手(5戦2勝)。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2ハ上山ダート1500m 雨/不良)に出走。鞍上は須田英之騎手(9戦1勝)。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリダンディをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

5歳(1994年)

4月10日、約4か月半の休養明けで迎えた29戦目は、一般C1ニ上山ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は鈴木義久騎手(6戦2勝)。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1ニ上山ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手(7戦2勝)。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1ニ上山ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で鈴木義久騎手(8戦2勝)。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月22日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、一般C1ハ上山ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で鈴木義久騎手(9戦2勝)。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1ハ上山ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で鈴木義久騎手(10戦2勝)。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1ハ上山ダート1500m 雨/重)に出走。鞍上は6戦連続で鈴木義久騎手(11戦2勝)。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月17日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、一般C2ロ上山ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は須田英之騎手(10戦2勝)。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1ハ上山ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は鈴木義久騎手(12戦2勝)。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。