ドリーミングアップ（2021年生、母ジュデッカ）

Dreaming Up

2021.05.10

ドリーミングアップ（2021年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「夢を描く」。毛色は栗毛。種牡馬のエピファネイア（当時11歳）と交配したジュデッカが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は宮内牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、宮内牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、古賀和夫によって2,420万円で落札された。

高橋文雅厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

6月3日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/不良）に出走。馬体重は446kg。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず3着に終わった。

9月3日、中8週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では出色の末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月22日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を爆発させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のエコロライジンに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月17日、中7週で迎えた6戦目は、2歳1勝クラスのひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

3歳（2024年）

2月18日、中8週で迎えた7戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田豊騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3月17日、中3週で迎えた8戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのフローラルウォーク賞（中京芝1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた9戦目は、3歳G2のニュージーランドトロフィー（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は吉田豊騎手（7戦1勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。