オースミガジュマル（1990年生、母テルノワカクサ）

オースミガジュマル（1990年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時16歳）と交配したテルノワカクサが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は能登一男。戦績は、中央平地9戦0勝、地方18戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は1995年の一般B3。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

4歳（1994年）

2月19日、デビュー戦は内山正博騎手を鞍上に据えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着を確保した。

3月6日、中1週で迎えた2戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

3月12日、連闘で迎えた3戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた4戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内山正博騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

7月23日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、L.クロップ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の筑紫特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の若戸特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でL.クロップ騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続でL.クロップ騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた9戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の小野川湖特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

11月28日、中7週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた10戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた11戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラポアンから1馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中2週で迎えた12戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、大晦日特別（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

5歳（1995年）

4月8日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた14戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月3日、中8週で迎えた15戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイイデオウショウから1馬身半差の2着となった。

7月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた18戦目は、一般B2ロ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカリエーラに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンテスエイトから4馬身差の2着となった。

10月6日、中2週で迎えた21戦目は、一般B3（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカリエーラから2馬身差の2着に敗北した。

10月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルローマンに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月2日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2ロ（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で酒井忍騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月26日、連闘で迎えた25戦目は、一般B2（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で酒井忍騎手（11戦2勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で酒井忍騎手（12戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカリエーラから1馬身半差の2着に敗北した。

6歳（1996年）

1月2日、中2週で迎えた27戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、新春スタージョッキー（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。