アコニットヒカル（2004年生、母アコニットローマン）

アコニットヒカル（2004年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時19歳）と交配したアコニットローマンが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、地方25戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

鷹見浩厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2007年）

7月13日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月17日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のメモリーシルエットを半馬身振り切って初白星を挙げた。

9月19日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

4歳（2008年）

2月26日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

4月17日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、一般C3三四（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のウォータージェニーをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

5月2日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2-13 14（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったトーセングッジョブに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2十1112（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月3日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、一般C3二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフジマサレインボーに1馬身半の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

10月23日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2七アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2-12 13（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオウシュウサンデーを上がり2位タイの末脚でハナ差だけ差し切って4勝目を収める

11月17日、中0週で迎えた11戦目は、牝馬限定戦のダイゼン賞（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で町田直希騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、2着となった。

12月8日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で町田直希騎手（8戦3勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヒロノキョウシュウを3/4馬身捉え切れず2着となった。

12月17日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で町田直希騎手（9戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったフラッグラッシュに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5歳（2009年）

1月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で町田直希騎手（10戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のクリノラブタイプを半馬身振り切って5勝目を収める

1月13日、中0週で迎えた15戦目は、一般C2四五六（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で町田直希騎手（11戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディベイターに3馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

1月27日、中1週で迎えた16戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、マイスターチャレンジ（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた17戦目は、仲春特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は町田直希騎手（12戦5勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた18戦目は、仲春特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（13戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた19戦目は、川崎ジョッキーズカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（14戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（15戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の一般C1六 C2（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（16戦5勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた22戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1七（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（17戦5勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

5月25日、連闘で迎えた24戦目は、さきたま古墳賞（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（18戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月17日、中7週で迎えた25戦目は、牝馬限定戦のなでしこ特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（19戦5勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。競走中止となった。