ナリタテンザン（1990年生、母ミスフラワーシロー）

Narita Tenzan

1990.05.17

ナリタテンザン（1990年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のケラチ（当時10歳）と交配したミスフラワーシローが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

3月27日、デビュー戦は内山正博騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。端に立ち、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

4月18日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

5月8日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

6月6日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、4着に入った。

6月20日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

8月8日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は河北通騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

8月15日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったナカトップフレームに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で河北通騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4歳（1994年）

5月2日、約8か月の休養明けで迎えた10戦目は、對馬宏昭騎手を鞍上に迎えて、緑ケ丘特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、下村直騎手を鞍上に迎えて、レチクル特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。