パレスノホシ（2002年生、母エビスオトメ）

パレスノホシ（2002年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名（の）＋星」。毛色は栗毛。種牡馬のミシックトライブ（当時6歳）と交配したエビスオトメが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道茅部郡砂原町、生産者は岩本五郎。戦績は、中央平地1戦0勝、地方17戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年のあやめ賞。

経歴

デビュー前

後藤保厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2004年）

11月25日、デビュー戦は東川公則騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（16）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は483kg。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマルヨサンデーを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワシバダケを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3歳（2005年）

1月10日、中1週で迎えた4戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るフジノスリーセブンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月9日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は東川公則騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミノノオウジャに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の紅梅賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月19日、中9週で迎えた8戦目は、3歳戦の屋形船賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルヨウィザードに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月23日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のあやめ賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアインジェイドをクビ差振り切って4勝目を手中に収めた。

7月17日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（7戦2勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の金の弩標特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

10月10日、中7週で迎えた13戦目は、3歳戦のイチイの木特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

11月10日、中3週で迎えた14戦目は、目迫大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の虎渓山特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

4歳（2006年）

2月23日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、安田ろろ26歳誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月3日、中3週で迎えた17戦目は、一般C16（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた18戦目は、一般C15（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（12戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。