マルヨサンデー（2002年生、母サンセットゴールド）

マルヨサンデー（2002年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時9歳）と交配したサンセットゴールドが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は大和牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方32戦16勝2着5回。2005年の岐阜金賞(地方重賞)に勝利した他、2006年の白銀争覇(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

柴田高志厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2004年）

11月25日、デビュー戦は尾島徹騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（16）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は499kg。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパレスノホシに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月27日、中4週で迎えた2戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

3歳（2005年）

4月3日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のバンナカリビアンを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

4月30日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（3戦2勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルヨウィザードに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳オープンのキング（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモカムイに8馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

7月7日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のボルチモア港特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンゼンエースに1馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。

7月26日、中2週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（7戦5勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

8月31日、中4週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で尾島徹騎手（8戦5勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクインオブクインに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月7日、中4週で迎えた10戦目は、地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で尾島徹騎手（9戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で尾島徹騎手（10戦6勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた12戦目は、地方重賞の笠松グランプリ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で尾島徹騎手（11戦6勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上1000万下の伊吹山特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は13戦連続で尾島徹騎手（12戦6勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

4歳（2006年）

1月13日、中3週で迎えた14戦目は、地方重賞の白銀争覇（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で尾島徹騎手（13戦6勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレジェンドハンターを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月3日、中2週で迎えた15戦目は、地方重賞のマイル争覇（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で尾島徹騎手（14戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた16戦目は、東海クラウン（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で尾島徹騎手（15戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るミラージェネスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月21日、中3週で迎えた17戦目は、G3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は17戦連続で尾島徹騎手（16戦8勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた18戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で尾島徹騎手（17戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

8月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた19戦目は、ヒラタクワガタ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で尾島徹騎手（18戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のブイメールをクビ差振り切って優勝

8月16日、連闘で迎えた20戦目は、地方重賞のくろゆり賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で尾島徹騎手（19戦9勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月26日、中5週で迎えた21戦目は、地方重賞のオータムスプリントカップ（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で尾島徹騎手（20戦9勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた22戦目は、一文字菊特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で尾島徹騎手（21戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパワフルボーイに5馬身の差をつけて10勝目を達成した。

5歳（2007年）

8月12日、約10か月の休み明けで迎えた23戦目は、大和ステンレス杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で尾島徹騎手（22戦10勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた24戦目は、萩特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で尾島徹騎手（23戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ラッキーソニックに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月25日、中1週で迎えた25戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、スプリント（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマルヨスポットに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月12日、中1週で迎えた26戦目は、一文字菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（24戦10勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のエンシェントに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月7日、中3週で迎えた27戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（25戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、アシゲノキラメキに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月28日、中2週で迎えた28戦目は、一般A5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（26戦11勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のラブリーマスターに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7歳（2009年）

2月9日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた29戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（27戦12勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、オートレンゲルにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

2月23日、中1週で迎えた30戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（28戦12勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のスパークチェリーをアタマ差振り切って圧倒的人気に応えた。

3月9日、中1週で迎えた31戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般B4-7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のリュウノラムタラに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月9日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた32戦目は、数河特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（29戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シルクアンコールに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月22日、中1週で迎えた33戦目は、一般A5 B3（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（30戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

10月30日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた34戦目は、野菊特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（31戦13勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のパークウインに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月9日、中0週で迎えた35戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（32戦14勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシルクアンコールを半馬身差し切って断トツ人気に応えた。