パワフルボーイ（2001年生、母ピーチ）

パワフルボーイ（2001年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父母名の一部＋少年」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時11歳）と交配したピーチが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋義浩。戦績は、中央平地5戦0勝、地方84戦23勝2着13回。2004年のスプリングカップ(地方重賞)に勝利した他、2006年の房の国オープンで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

5月21日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月29日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた4戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサイレンスメモリーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月8日、中1週で迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月15日、連闘で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセパージュからアタマ差の2着となった。

8月12日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のオニアシに3/4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

8月28日、中1週で迎えた9戦目は、2歳オープンのブラックホーク賞（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（4戦2勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月30日、中4週で迎えた10戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた11戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月15日、連闘で迎えた12戦目は、2歳（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた13戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（1）（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月26日、中4週で迎えた14戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエイシンゴユウザンに1馬身半の差をつけて制した。

12月19日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、一般C1（笠松ダート1400m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトモコマジックに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般B6（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のブロンディオールに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3歳（2004年）

1月13日、中1週で迎えた17戦目は、ことぶき特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴山雄一騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のセムに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月7日、中3週で迎えた18戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴山雄一騎手（4戦4勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月6日、中3週で迎えた19戦目は、3歳500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で柴山雄一騎手（5戦4勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた20戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で柴山雄一騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のセトノシェーバーをクビ差制して7勝目を手中に収めた。

5月4日、中5週で迎えた21戦目は、3歳G2の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で柴山雄一騎手（7戦5勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた22戦目は、名古屋チャレンジカップマーキュリー賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柴山雄一騎手（8戦5勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月19日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、3歳以上1000万下の出石特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で柴山雄一騎手（9戦5勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

11月1日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg戻して迎えた24戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で柴山雄一騎手（10戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカロスキューマを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中2週で迎えた25戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で柴山雄一騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトミノハヤカゼに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月11日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上1000万下の香嵐渓特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で柴山雄一騎手（12戦6勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上1000万下の矢作川特別（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で柴山雄一騎手（13戦6勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4歳（2005年）

1月11日、中1週で迎えた28戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で柴山雄一騎手（14戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスズランマックに3馬身の差をつけて9勝目を手にした。

1月23日、中1週で迎えた29戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般B2（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマルカスティンガーをクビ差振り切って10勝目を達成した。

2月6日、中1週で迎えた30戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、高千穂特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るロイヤルブレンドを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

4月7日、中8週で迎えた31戦目は、八重桜特別（笠松ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルポップスに約13馬身の大差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月27日、中2週で迎えた32戦目は、一般A4-5（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルカスティンガーに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月19日、中2週で迎えた33戦目は、初夏特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオースミリチャードに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

6月8日、中2週で迎えた34戦目は、名古屋チャレンジカップヴァルカン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

7月3日、中3週で迎えた35戦目は、地方重賞の栗駒賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（5戦4勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

9月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた36戦目は、ふさの国オープン（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（6戦4勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

10月11日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた37戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、奥飛騨特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るベネザプレを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って勝利数を15に伸ばす

10月28日、中1週で迎えた38戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた39戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、モーニングティーに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月7日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた40戦目は、名古屋チャレンジカップバッカス賞（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（8戦4勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5歳（2006年）

1月1日、中3週で迎えた41戦目は、岐阜新聞・岐阜放送杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（9戦4勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゼンノサンタアニタに半馬身交わされて2着となった。

1月11日、中0週で迎えた42戦目は、一般A4（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミスターマリオに6馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす

1月24日、中1週で迎えた43戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、若菜特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたシャバダバダ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月21日、中3週で迎えた44戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（11戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルカクールに3馬身の差をつけて勝利数を17に伸ばす

3月9日、中1週で迎えた45戦目は、春蘭特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（12戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

4月5日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた46戦目は、房の国オープン（船橋ダート1600m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（13戦6勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月5日、中3週で迎えた47戦目は、G1のかしわ記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（14戦6勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

5月31日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた48戦目は、ハンデ戦でオープンのローレル争覇（P）（笠松ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は尾島徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた49戦目は、地方重賞のサマーカップ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（15戦6勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月19日、中4週で迎えた50戦目は、蘇水峡特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

9月15日、中7週で迎えた51戦目は、長月特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（16戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キムタツプリンセスにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

10月4日、中2週で迎えた52戦目は、奥飛騨特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（17戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハクリュウアラシに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月20日、中1週で迎えた53戦目は、一文字菊特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（18戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマルヨサンデーを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中2週で迎えた54戦目は、安房峠特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（19戦7勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり5着に終わった。

6歳（2007年）

1月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた55戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、ガーネット特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

3月14日、中6週で迎えた56戦目は、春蘭特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（20戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメジロバーマンに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月4日、中2週で迎えた57戦目は、八重桜特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（21戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったテーマミュージックに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4月27日、中2週で迎えた58戦目は、ふじの花特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（22戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、セイウンドリームに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月17日、中2週で迎えた59戦目は、かがり火特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（2戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケイアイキャニオンに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月31日、中1週で迎えた60戦目は、長良川特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（3戦1勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のベネザプレを半馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

7月5日、中4週で迎えた61戦目は、乗鞍短距離特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（23戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

11月7日、約4か月の休養明けで迎えた62戦目は、安房峠特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた63戦目は、古太尽特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（24戦8勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた64戦目は、大晦日特別（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（25戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く3着に敗れた。

7歳（2008年）

1月23日、中2週で迎えた65戦目は、一般A3b（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（26戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったマルタカエンペラーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月12日、中2週で迎えた66戦目は、初花月特別（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた67戦目は、白梅賞（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（27戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったトミノダンディに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月12日、中1週で迎えた68戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（28戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた69戦目は、一般A3 B3（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のボリュームアップに3馬身の差をつけて順当に勝利した。

4月23日、中2週で迎えた70戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、つつじ特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

4月29日、連闘で迎えた71戦目は、地方重賞の尾張名古屋杯（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた72戦目は、初夏特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は尾島徹騎手（7戦3勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

7月2日、中6週で迎えた73戦目は、磯ノ木特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（8戦3勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた74戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（9戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた75戦目は、あじめ峡特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（10戦3勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた76戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、Jpn2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた77戦目は、地方重賞のイヌワシ賞（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は尾島徹騎手（11戦3勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた78戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップディアナ賞（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた79戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、ハロコミカップ（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

11月9日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた80戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、久慈琥珀レース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリバーサイドを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた81戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、JA江刺やさい杯（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハウプトローレを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

12月6日、中1週で迎えた82戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（水沢ダート1900m 雪/不良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた83戦目は、衣の滝レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

12月31日、連闘で迎えた84戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、滝観洞レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、リードを2馬身以上キープして、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のケイジーウォリアを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

8歳（2009年）

1月10日、中0週で迎えた85戦目は、初夢賞（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

4月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた86戦目は、大屋梅賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

5月30日、中6週で迎えた87戦目は、一般B2九（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた88戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般B2九（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた89戦目は、水沢ざっつぁかまつりレース（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。