エンシェント（2000年生、母カネミボンバー）

エンシェント（2000年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「神々と共に生まれた竜、エンシェントドラゴンより。（古代の）」。毛色は芦毛。種牡馬のアルカング（当時12歳）と交配したカネミボンバーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中橋正。戦績は、中央平地1戦0勝、地方50戦16勝2着12回。2005年の東海ゴールドカップ(ハンデ地方重賞)に勝利した他、2006年のローレル争覇（P）(ハンデ)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

加藤健厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2002年）

6月17日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（笠松ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は459kg。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

7月24日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノゾムニイタカヤマに約17馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

8月13日、中2週で迎えた3戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のホンコンガールに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月28日、中1週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のジュニアクラウン（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミツアキザウルスに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月17日、中2週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の兼六園ジュニアカップ（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のミステクノに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3歳（2003年）

3月6日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた7戦目は、一般B17 C3（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったトウジンロレアルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月24日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったチアズファルコンから1馬身半差の2着に敗北した。

4月3日、中0週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の新緑賞（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

5月5日、中4週で迎えた10戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったチアズファルコンから2馬身差の2着となった。

5月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般B8（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリードプレジャーに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月18日、中3週で迎えた12戦目は、3歳G3の名古屋優駿（名古屋ダート1900m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた13戦目は、槍ヶ岳特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は東川公則騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシンドバッドを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

9月2日、中2週で迎えた15戦目は、3歳G3のサラブレッドチャレンジカップ（金沢ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた16戦目は、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は柴山雄一騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月24日、中5週で迎えた18戦目は、G3の全日本サラブレッドカップ（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた19戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の豊明特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

12月31日、中0週で迎えた20戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったエイシンアビリーンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2004年）

1月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般A5（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた22戦目は、一般A5（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったハクリュウアラシに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般A5（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のラストフォーチュンに3馬身の差をつけて6勝目を手にした。

3月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で柴山雄一騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったハクリュウアラシに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴山雄一騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4月27日、中5週で迎えた26戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柴山雄一騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた27戦目は、初夏特別（笠松ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で柴山雄一騎手（11戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた28戦目は、木曽川特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柴山雄一騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた29戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で柴山雄一騎手（13戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るハクリュウアラシを上がり0位の末脚で半馬身差し切って7勝目を獲得した。

8月31日、中9週で迎えた30戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で柴山雄一騎手（14戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミノオーカンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月14日、中1週で迎えた31戦目は、長月特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で柴山雄一騎手（15戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマルタカブームを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて9勝目をマークした。

12月29日、約3か月半の休み明けで迎えた32戦目は、岐阜新聞杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で柴山雄一騎手（16戦4勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

5歳（2005年）

1月12日、中1週で迎えた33戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で柴山雄一騎手（17戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた34戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で柴山雄一騎手（18戦4勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサダムクリスタルを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

2月9日、中1週で迎えた35戦目は、一般A5（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で柴山雄一騎手（19戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエイシンガトーに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月23日、中1週で迎えた36戦目は、うぐいす特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グランドカミカゼに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3月9日、中1週で迎えた37戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

8月16日、約5か月半の休み明けで迎えた38戦目は、海津資材杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブランドゥブランに3馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

9月1日、中1週で迎えた39戦目は、根ノ上特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るホクトハイタッチを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って勝利数を12に伸ばす

9月20日、中2週で迎えた40戦目は、萩特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアルトタイガーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って優勝

10月12日、中2週で迎えた41戦目は、絵馬特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（11戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るニッタレヴューを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた42戦目は、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（12戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルポップスに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6歳（2006年）

2月17日、中6週で迎えた43戦目は、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で東川公則騎手（13戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキジョージャンボを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月7日、中6週で迎えた44戦目は、地方重賞のスプリング争覇（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で東川公則騎手（14戦6勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレッドストーンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

4月28日、中2週で迎えた45戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で東川公則騎手（15戦6勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

5月31日、中4週で迎えた46戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのローレル争覇（P）（笠松ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミツアキタービンを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

7歳（2007年）

5月17日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた47戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた48戦目は、ミズバショウ特別（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（16戦6勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

8月17日、中8週で迎えた49戦目は、葉月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた50戦目は、なでしこ特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（17戦6勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた51戦目は、一文字菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したマルヨサンデーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。