サダムクリスタル（1999年生、母オンワードソフィア）

サダムクリスタル（1999年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時19歳）と交配したオンワードソフィアが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は佐藤正光。戦績は、中央平地1戦0勝、地方50戦19勝2着11回。2002年の岐阜金賞(地方重賞)に勝利した他、2001年のジュニアクラウン(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐藤正光から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、大野定によって651万円で落札された。

後藤保厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2001年）

7月9日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマトゥラーに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月16日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の美濃菊特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞のジュニアクラウン（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のムテッポウに2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

11月28日、中2週で迎えた4戦目は、2歳G3の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

12月16日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた5戦目は、2歳500万下のさざんか賞（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

3歳（2002年）

1月24日、中5週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた6戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニコニコフクチャンに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月22日、中5週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（2戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、一般B8（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったバハムートに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月24日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、一般B5（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したマリモダンサーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月16日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤勝己騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のバハムートをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

11月25日、中5週で迎えた12戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で安藤勝己騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るマエストロセゴビアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

12月17日、中2週で迎えた13戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤勝己騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミツアキムテキを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて6勝目を手にした。

4歳（2003年）

5月19日、約5か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般A5 B3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るノノアルコサツキを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月2日、中1週で迎えた15戦目は、馬瀬川特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るミスターヴィジョンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月12日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた16戦目は、ミルクカップ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のボストンフミオーに約13馬身の大差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

11月10日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、虎渓山特別（笠松ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のキングスプルーフに1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

12月16日、中4週で迎えた18戦目は、師走特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテイエムキンジトウに5馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

5歳（2004年）

1月1日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（9戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったミツアキタービンに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

1月15日、中1週で迎えた20戦目は、新春特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（10戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したマルタカライバルを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月13日、中3週で迎えた21戦目は、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で東川公則騎手（11戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた22戦目は、梅月特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で東川公則騎手（12戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマルカダイキチに3/4馬身届かず2着に敗北した。

9月28日、約7か月の休み明けで迎えた23戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で東川公則騎手（13戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエンドレスシーンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた24戦目は、一般A6 B3（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で東川公則騎手（14戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るロイヤルブレンドを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利数を12に伸ばす

11月2日、中2週で迎えた25戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、虎渓山特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた26戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（15戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のベルモントエナジーに3馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

12月15日、中2週で迎えた27戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（16戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミノオーカンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

12月31日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート2500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（17戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

6歳（2005年）

1月27日、中3週で迎えた29戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（18戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエンシェントに4馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

2月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（19戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエンドレスシーンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月10日、中3週で迎えた31戦目は、地方重賞のマーチカップ（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（20戦11勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月11日、中8週で迎えた32戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のケンタウルス賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったアヅマディフィートに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月28日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦のプレセペ賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアンフィーイモンを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月10日、中1週で迎えた34戦目は、アンタレス賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた35戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、さざなみ賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた36戦目は、ハンデ戦のポートサイド賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のリンカーンスターに2馬身の差をつけて勝利数を18に伸ばす

8月2日、中2週で迎えた37戦目は、コメット賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したリトルフェリスに半馬身届かず2着に敗北した。

8月11日、連闘で迎えた38戦目は、ハンデ戦の’05アデレードシティカップ（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（5戦2勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったスプリングエトナに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月13日、中4週で迎えた39戦目は、ハンデ戦のアンドロメダ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカネショウアカギをハナ差振り切って勝利数を19に伸ばす

10月5日、中2週で迎えた40戦目は、アルゲニブ賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

12月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた41戦目は、グッドラック賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（8戦3勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したスペシャルアタックにクビ差届かず2着に惜敗した。

7歳（2006年）

2月3日、中4週で迎えた42戦目は、節分賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

3月19日、中5週で迎えた43戦目は、トゥインクルオープニング賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（10戦3勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

5月12日、中7週で迎えた44戦目は、カシオペア賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた45戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は張田京騎手（11戦3勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したブローザウインドに3/4馬身届かず2着となった。

6月8日、中1週で迎えた46戦目は、’06メトロポリタンジューンカップ（大井ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（12戦3勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

11月6日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた47戦目は、TOKYO MX賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（13戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

12月31日、中7週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた48戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、ゆりかもめオープン（大井ダート1600m 内回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

8歳（2007年）

2月23日、中7週で迎えた49戦目は、春麗賞（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（14戦3勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた50戦目は、爽春賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（15戦3勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた51戦目は、レグルス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（16戦3勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、4着に入った。