ミツアキムテキ（1999年生、母ストロングシャーク）

ミツアキムテキ（1999年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤエノムテキ（当時14歳）と交配したストロングシャークが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）鮫川ファーム。戦績は、地方41戦14勝2着4回。2002年の岐阜金賞(地方重賞)で3着に入った他、2002年のゴールドジュニア(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鮫川藤男から「北海道9月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

加藤健厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2001年）

7月9日、デビュー戦は田辺弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

8月27日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田辺弘騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミストキメクを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月23日、連闘で迎えた5戦目は、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田辺弘騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の中島記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田辺弘騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヤスミダブリンに3/4馬身交わされて2着となった。

11月6日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田辺弘騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田辺弘騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマエストロアニードに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月14日、中2週で迎えた9戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で田辺弘騎手（8戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

12月30日、中1週で迎えた10戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ノースシェーバーに交わされて1馬身半差の2着となった。

3歳（2002年）

1月9日、中0週で迎えた11戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若松賞（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミストキメクを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

2月11日、中2週で迎えた13戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のゴールデンマズルに3馬身の差をつけて優勝

4月1日、中6週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の新緑賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた15戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチェリーグルームに4馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

5月12日、中2週で迎えた16戦目は、鵜飼特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るヒロキスペクターを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて6勝目を挙げた。

5月28日、中1週で迎えた17戦目は、馬瀬川特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミヤマオリオンを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて優勝

6月20日、中2週で迎えた18戦目は、一般A2（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、伸びてきたヘイセイアミューダ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

7月9日、中2週で迎えた19戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴山雄一騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月27日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、一般A4（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のボディヒートに1馬身半の差をつけて8勝目をつかんだ。

9月16日、中2週で迎えた21戦目は、3歳地方重賞の秋の鞍（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（7戦4勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた22戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（8戦4勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着を確保した。

11月6日、中2週で迎えた23戦目は、一般A5（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヤスミキャプテンに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月17日、中5週で迎えた24戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、サダムクリスタルに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2003年）

1月1日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（10戦4勝）。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

1月12日、中1週で迎えた26戦目は、めいほう杯（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

3月25日、中9週で迎えた27戦目は、名古屋チャレンジカップヘラクレス賞（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柴山雄一騎手（12戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月14日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた28戦目は、アカシア特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柴山雄一騎手（13戦4勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた29戦目は、一般A5 B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴山雄一騎手（14戦4勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のトムグリーンをアタマ差振り切って10勝目を達成した。

5歳（2004年）

2月16日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

3月1日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた31戦目は、一般B5-8（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（15戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のミルフォードパインに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

3月16日、中1週で迎えた32戦目は、早春特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（16戦6勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて最後はオナーアンドスワンと並んで5着同着となった。

4月5日、中2週で迎えた33戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、一般B2（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた34戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（17戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテラノグッドマンに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月17日、中2週で迎えた35戦目は、鵜飼特別（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（18戦7勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（19戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のディアブロチャンプに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月4日、約5か月の休み明けで迎えた37戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた38戦目は、一般B15 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（20戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトミノミキオーに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月14日、中2週で迎えた39戦目は、アサヒビールカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（21戦9勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

6歳（2005年）

1月17日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた40戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。