シンゼンエース（2002年生、母ファイブエイワン）

シンゼンエース（2002年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋エース」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のティッカネン（当時11歳）と交配したファイブエイワンが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方16戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年のフレッシュゴールド。

経歴

デビュー前

1歳のとき、フジワラファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、柏木務によって1,102.5万円で落札された。

錦見勇夫厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2004年）

9月10日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラライアンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月22日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月20日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦の飛島埠頭特別（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月6日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた4戦目は、2歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

3歳（2005年）

4月13日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカンヒ桜特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた6戦目は、3歳戦の鶴舞公園特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋まつり花バス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゴールドターンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利をモノにする

7月7日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のボルチモア港特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマルヨサンデーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

7月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のフリマントル港特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず3着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のアトラスオオカブト特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

4歳（2006年）

2月2日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた12戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた13戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。

6月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

6月20日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた16戦目は、一般C16（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた17戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。