ジョウノストーン（2006年生、母ジョウノイザベラ）

ジョウノストーン（2006年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋石」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時21歳）と交配したジョウノイザベラが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヴェルサイユファーム（株）。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の一般C3-2。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

12月20日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、3歳以上1000万下の香嵐渓特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

4歳（2010年）

7月27日、約7か月半の休み明けで迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったセレソローサに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中1週で迎えた3戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のモルフェスカイに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月25日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3-3（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、グラスミューズにハナ差交わされて2着に甘んじた。

9月21日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のハレブタイに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月20日、中3週で迎えた6戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップキューピット賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

11月4日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、沙流川特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

11月21日、中1週で迎えた8戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。