トミサト（2013年生、母ライトアップ）

トミサト（2013年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「富里（千葉県内の地名）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキャプテンスティーヴ（当時16歳）と交配したライトアップが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は扶桑牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方10戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の一般C2十四。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

4月23日、デビュー戦は原田和真騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

6月25日、中8週で迎えた2戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

8月25日、中8週で迎えた3戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインホープ特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

10月29日、中8週で迎えた4戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、JBC川崎まであと5日（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

11月5日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のフォワードラッシュに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月12日、連闘で馬体重を前走から9kg戻して迎えた6戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

11月20日、連闘で迎えた7戦目は、JA岩手ふるさと赤い誘惑りんご杯（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったスパルタトウショウに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月26日、連闘で迎えた8戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったシンボリテレサに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月5日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（4戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。

12月10日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月24日、連闘で迎えた12戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。