トキノシークレット（1998年生、母メモリアルルビー）

トキノシークレット（1998年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時10歳）と交配したメモリアルルビーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は室田幸夫。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦4勝2着2回。2001年の北関東オークス(牝地方重賞)で2着に入った他、2001年のスプリンターズカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、室田幸夫から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、室田幸夫から「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場され、シスパックによって220.5万円で落札された。

菅原欣也厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（2000年）

9月21日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のしもつけ若駒（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノミサイルに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月4日、中5週で迎えた2戦目は、3歳500万下（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

3歳（2001年）

5月5日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレキングスターに4馬身の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

5月27日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のチェリーオーシャンに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月30日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定3歳500万下のグラジオラス賞（福島芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（4戦3勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

8月16日、中6週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の北関東オークス（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口竜一騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったデビュタントボールからハナ差の2着に惜敗した。

9月16日、中3週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞のスプリンターズカップ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口竜一騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミッドウェルから7馬身差の2着となった。

10月8日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦の稲穂特別（足利ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口竜一騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のファストテンションに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。