スズノミサイル（1998年生、母ダイナスキッパー）

スズノミサイル（1998年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンシングブレーヴ（当時15歳）と交配したダイナスキッパーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は澤田嘉隆。戦績は、地方41戦9勝2着11回。2001年のスプリングカップ(地方重賞)で2着に入った他、2001年のサラブレッドカップ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沢田嘉隆から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、サン・ファームによって735万円で落札された。

菅原末治厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（2000年）

9月21日、デビュー戦は平沢則雄騎手を鞍上に据えて、2歳戦のしもつけ若駒（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は465kg。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノシークレットから2馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノドンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月31日、連闘で迎えた3戦目は、2歳戦のファイナルアタック（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のファイナルアタック（門別ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2001年）

2月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイタイガーから半馬身差の2着となった。

3月8日、中4週で迎えた6戦目は、3歳オープンの水仙特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳オープンの弥生特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガアルテスコから3/4馬身差の2着となった。

5月20日、中4週で迎えた9戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスイートピー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフォースキックに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月30日、中5週で迎えた10戦目は、べにばな特別（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で米田弘一騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のソシアルジョオーに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のサラブレッドカップ（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた12戦目は、スイレン特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミホノコトブキから2馬身差の2着となった。

9月16日、中4週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のスプリンターズカップ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、オクトーバー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（7戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカイエンリズムに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月12日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた15戦目は、トパーズ特別（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で茂呂菊次郎騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナルシスゼットオーから3/4馬身差の2着となった。

4歳（2002年）

1月9日、中7週で迎えた16戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1390m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のコトブキハンターに1馬身半の差をつけて5勝目を手にした。

1月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1七八（大井ダート1390m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた18戦目は、宮浦正行騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったゴールドパンサーにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

3月6日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1七八（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のタカトモサイクロンをクビ差振り切って6勝目を奪取した。

4月12日、中4週で迎えた20戦目は、一般C1二（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は宮浦正行騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1二（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったサイコーイチローに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月9日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、りゅう座特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったイクノトップクインに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮浦正行騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したシュンプウを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

9月13日、中2週で迎えた24戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ハーベストムーン賞（大井ダート1190m 雨/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったマルハチマラネロに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月26日、中1週で迎えた25戦目は、V.エスピノーザ騎手を鞍上に迎えて、全日本リーディングジョッキー（大井ダート1790m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた26戦目は、アルデバラン賞（大井ダート1790m 晴/稍重）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

11月19日、中4週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の秋嶺賞（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（4戦2勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた28戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のターコイズ賞（大井ダート1690m 雪/不良）に出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマニンデュークを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて7勝目を奪取した。

12月31日、中2週で迎えた29戦目は、カウントダウン賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（5戦2勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のスピードアレックスを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

5歳（2003年）

2月2日、中4週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の池月・磨墨賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（6戦3勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のウエノマルクンを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

5月12日、約3か月半の休養明けで迎えた31戦目は、カシオペア賞（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（7戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

6月7日、中3週で迎えた32戦目は、ゲンマ賞（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（8戦4勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた33戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1790m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（9戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

6歳（2004年）

1月9日、約6か月半の休み明けで迎えた34戦目は、ハンデ戦のブルージルコン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柏木健宏騎手（10戦4勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、勝ったタカオライアンにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

1月23日、中1週で迎えた35戦目は、ガーネット賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柏木健宏騎手（11戦4勝）。10頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた36戦目は、ハンデ戦のアメジスト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柏木健宏騎手（12戦4勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦のブラッドストーン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柏木健宏騎手（13戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた38戦目は、ハンデ戦の春分賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で柏木健宏騎手（14戦4勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7歳（2005年）

10月13日、約19か月の休み明けで迎えた39戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、Aiba浦河全員集合特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月27日、中1週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた40戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、日高軽種馬農業協同組合特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた41戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、門別町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。