キングコンドル（1996年生、母ダイモンジ）

経歴

デビュー前

3歳（1999年）

11月20日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は526kg。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に敗れた。

11月28日、連闘で迎えた2戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

12月18日、連闘で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本美純騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のゼンノシチョウに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2000年）

1月8日、中2週で迎えた5戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のゼンノシチョウを半馬身振り切って1位に入線したが、その後3着に降着となった。

2月20日、中5週で迎えた6戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のタヤスマグワイアをクビ差振り切って雨中の激闘を制した。

3月19日、中1週で迎えた8戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の吹田特別（阪神ダート1800m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって13着に敗れた。