ブルーエレガンス（1986年生、母ジヤネツト）

ブルーエレガンス（1986年4月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時7歳）と交配したジヤネツトが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）今野牧場。戦績は、中央平地19戦3勝2着3回、中央障害14戦1勝。主な勝ち鞍は1990年の5歳以上900万下。

経歴

デビュー前

夏村辰男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

7月17日、デビュー戦は小屋敷昭騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3歳（1989年）

2月5日、約7か月の休み明けで迎えた2戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったマルトラックにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

3月19日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したビゼンボールドを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で西浦勝一騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシゲルモンテに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

4月29日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西浦勝一騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳400万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で西浦勝一騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

7月15日、中7週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下の豊前特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で西浦勝一騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた10戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したトモフジに半馬身届かず2着に敗北した。

8月13日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田国夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（8戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクモギリマルに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（1990年）

3月24日、約6か月半の休養明けで迎えた14戦目は、梅野信一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で梅野信一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で梅野信一騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は力尽きて16着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で梅野信一騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るホリノスプリンターを上がり3位の末脚でアタマ差だけ差し切って3勝目をマークした。

10月28日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた18戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は梅野信一騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月22日、中2週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で梅野信一騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1991年）

1月15日、中2週で迎えた22戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で梅野信一騎手（6戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のスコールターバンに約19馬身の大差をつけて4勝目を奪取した。

1月27日、中1週で迎えた23戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で梅野信一騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月23日、中3週で迎えた24戦目は、障害5歳以上400万下（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で梅野信一騎手（8戦2勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた25戦目は、障害5歳以上400万下（中京障害芝2800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で梅野信一騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた26戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で梅野信一騎手（10戦2勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

4月20日、中2週で迎えた27戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で梅野信一騎手（11戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた28戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で梅野信一騎手（12戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた29戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は10戦連続で梅野信一騎手（13戦2勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月20日、中6週で迎えた30戦目は、小倉障害ステークス（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で梅野信一騎手（14戦2勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた31戦目は、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で梅野信一騎手（15戦2勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた32戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で梅野信一騎手（16戦2勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた33戦目は、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で梅野信一騎手（17戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。