ウエストサンボーイ（1993年生、母ミツルブゼン）

ウエストサンボーイ（1993年3月15日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリードワンダー（当時15歳）と交配したミツルブゼンが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は堤牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方30戦8勝2着3回。1998年の赤松杯(一般)に勝利した他、1997年の東北サラブレッド大賞典(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

千葉博厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1995年）

9月30日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、馬体重は457kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のラインドライブに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月3日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（盛岡ダート1100m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカナントウショウに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月3日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（水沢ダート1420m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミスタージェネシスに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

12月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアンダーコウハに2馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

3歳（1996年）

4月6日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳戦のスプリングカップ（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアンダーリュウオーに1馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

5月19日、中5週で迎えた6戦目は、3歳戦のダイヤモンドカップ（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月23日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦の東北優駿（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で菅原勲騎手（6戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、4歳A（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で菅原勲騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンディゴボーイから1馬身差の2着に敗北した。

9月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のオータムカップ（水沢ダート1900m 雨/不良）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で菅原勲騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバータイキをハナ差制して雨中の大混戦を制した。

10月27日、中4週で迎えた10戦目は、青藍賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原勲騎手（9戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で菅原勲騎手（10戦6勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた12戦目は、桐花賞（水沢ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で菅原勲騎手（11戦6勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1997年）

4月12日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、一般A（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で菅原勲騎手（12戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般A（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で菅原勲騎手（13戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた15戦目は、桂樹杯（盛岡芝2400m 小雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は15戦連続で菅原勲騎手（14戦6勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルハーバーから3馬身差の2着となった。

6月22日、中3週で迎えた16戦目は、地方重賞の東北サラブレッド大賞典（盛岡芝2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で菅原勲騎手（15戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルハーバーから2馬身差の2着に敗北した。

8月3日、中5週で迎えた17戦目は、札幌競馬場開設90周年記念札幌日経オープン（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で菅原勲騎手（16戦6勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた18戦目は、地方重賞のみちのく大賞典（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で菅原勲騎手（17戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、G1の南部杯（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は19戦連続で菅原勲騎手（18戦6勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた20戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般A（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月24日、中3週で迎えた21戦目は、地方重賞の北上川大賞典（盛岡ダート2500m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（19戦6勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般A（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（20戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリアルマスターズに3/4馬身の差をつけて7勝目を手にした。

5歳（1998年）

4月12日、約4か月の休養明けで迎えた23戦目は、赤松杯（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（21戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマウンドギャロップに2馬身の差をつけて休養明け初戦を物にした。

5月10日、中3週で迎えた24戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた25戦目は、かきつばた賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（22戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1999年）

4月11日、約10か月半の休み明けで迎えた26戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、赤松杯（水沢ダート1900m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた27戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般A（水沢ダート1800m 小雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月6日、中5週で迎えた28戦目は、一般A（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた29戦目は、千葉優騎手を鞍上に迎えて、一般A（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、一般A（水沢ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（23戦8勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7歳（2000年）

6月4日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg絞って迎えた31戦目は、かきつばた賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は西康志騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。