カリスイモン（2021年生、母キングアンドクイン）

カリスイモン（2021年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名より+冠名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のエピカリス（当時7歳）と交配したキングアンドクインが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前田ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方20戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2024年の一般C2十一。

経歴

デビュー前

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

6月30日、デビュー戦は大江原比呂騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は430kg。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた2戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

9月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた4戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた5戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のピースポートに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月28日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

11月6日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、クリノサンレオに交わされて1馬身差の2着となった。

11月25日、中1週で迎えた9戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

12月3日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ルクスリーベンに3/4馬身交わされて2着となった。

12月10日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のクリノサンレオに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2025年）

2月11日、中8週で迎えた12戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C3五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

3月12日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、一般C3四（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に敗れた。

4月22日、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったモンテジュエルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月7日、一般C3二（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

5月27日、ハンデ戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

6月24日、中3週で迎えた17戦目は、加藤雄真騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、勝ったカラドボルグに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月23日、中3週で迎えた18戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤雄真騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた19戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、バジル賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のシルバーサドルに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定戦のチョコミント賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって12着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた22戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西啓太騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。