カラドボルグ（2018年生、母ロングビクトリア）
Caladbolg
2018.02.27
カラドボルグ（2018年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ケルト神話に登場する魔剣」。毛色は栗毛。種牡馬のラブリーデイ（当時8歳）と交配したロングビクトリアが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は沖田牧場。主な勝ち鞍は2021年の浦和800ラウンド(一般C2)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、沖田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、YUKIDENDOによって496.8万円で落札された。
佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2020年）
6月20日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。
8月8日、中6週で迎えた2戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。
11月21日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。
12月13日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は亀田温心騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。
3歳（2021年）
1月31日、中6週で迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が振るわず14着に終わった。
3月21日、中6週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。
5月8日、中6週で迎えた7戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。
5月29日、中2週で迎えた8戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。
6月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。
6月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。
8月25日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。
9月24日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中島良美騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったヒデノペリドットに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
10月18日、中2週で迎えた13戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。
10月26日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カチドキブラックにハナ差交わされて2着に惜敗した。
11月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。
11月25日、中1週で迎えた16戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のピースリアンに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
デビュー前
1歳のとき、沖田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、YUKIDENDOによって496.8万円で落札された。
牛房榮吉厩舎（浦和）へ入厩。
3月17日、デビュー戦は高橋哲也騎手を鞍上に据えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。11頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。
4歳（2022年）
4月7日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、春雷賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干速いペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
4月26日、中2週で迎えた18戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡田大騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、キモンシャインに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
5月31日、中4週で迎えた19戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岡田大騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。
6月15日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた20戦目は、雷神賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岡田大騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスノープリンセスに1馬身半の差をつけて優勝
7月20日、中4週で迎えた21戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡田大騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。
8月3日、中1週で迎えた22戦目は、雷鳴賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡田大騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、苛烈なペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。
8月10日、連闘で迎えた23戦目は、行こうよ日高市の巾着田賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岡田大騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
12月27日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた24戦目は、川越藩のお蔵米記念（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で岡田大騎手（11戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。
5歳（2023年）
1月11日、中1週で迎えた25戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で岡田大騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。
2月7日、中3週で迎えた26戦目は、馬い!熊本菊池の生ごぼう収穫記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で岡田大騎手（13戦2勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。
2月13日、連闘で迎えた27戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で岡田大騎手（14戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
3月13日、中3週で迎えた28戦目は、タンポポダッシュ（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で岡田大騎手（15戦2勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、伸びてきたアブルマドール決め手に屈してアタマ差の2着となった。
3月24日、中1週で迎えた29戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で岡田大騎手（16戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。
4月28日、中4週で迎えた30戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で岡田大騎手（17戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。
5月15日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、横浜LC70周年・川崎LC60周年記念（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で岡田大騎手（18戦2勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。
6月1日、中1週で迎えた32戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で岡田大騎手（19戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。
6月22日、中2週で迎えた33戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、かに座ダッシュ（船橋ダート1000m 雨/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。
6月29日、連闘で迎えた34戦目は、ファンタスティックリレーin浦和賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（20戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。
7月18日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（21戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。
8月15日、中3週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（22戦2勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。
9月1日、中1週で迎えた37戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、フリブールに半馬身交わされて2着となった。
9月20日、中2週で迎えた38戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（23戦2勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。
10月16日、中3週で迎えた39戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は及川烈騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。
11月6日、中2週で迎えた40戦目は、セイロン賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で及川烈騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に終わった。
11月21日、中1週で迎えた41戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。
11月28日、連闘で迎えた42戦目は、一般C2二三（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は及川烈騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。
6歳（2024年）
4月19日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた43戦目は、一般C2十二十三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で及川烈騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。