ハイフロンティア（2010年生、母ウィンドハック）

ハイフロンティア（2010年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「宇宙前線」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時10歳）と交配したウィンドハックが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地20戦1勝、地方24戦2勝2着2回。2016年の一條記念みちのく大賞典(地方重賞)で3着に入った他、2016年のスプリント特別(一般)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額4,000万円（100万×40口）で一口馬主が募集された。

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

4月27日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のオーペドアンジョをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

11月17日、約5か月の休み明けで迎えた5戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の相馬特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

4歳（2014年）

2月23日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3月30日、中4週で迎えた7戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

5月10日、中5週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

5月31日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦1勝）。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず15着に終わった。

10月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた10戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

5歳（2015年）

2月22日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた14戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月29日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

4月19日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月17日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は丸山元気騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

7月18日、中8週で迎えた18戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

8月15日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

11月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg絞って迎えた20戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

6歳（2016年）

3月27日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg戻して迎えた21戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月11日、中1週で迎えた22戦目は、卯月特別（水沢ダート1800m 小雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた23戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、仲春特別（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったエアカーネリアンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月9日、中1週で迎えた24戦目は、皐月特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のチェーザレに1馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

6月4日、中3週で迎えた25戦目は、芒種特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた26戦目は、地方重賞の一條記念みちのく大賞典（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

7月18日、中3週で迎えた27戦目は、Jpn3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた28戦目は、納涼特別（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

10月23日、中9週で迎えた29戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、菊花特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた30戦目は、霜月特別（盛岡ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

12月18日、中5週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた31戦目は、もみの木特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた32戦目は、2016ファイナル特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

7歳（2017年）

1月7日、連闘で迎えた33戦目は、ガーネット特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた34戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般A4（高知ダート1400m 雨/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

2月5日、連闘で迎えた35戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般A4（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた36戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、真鯛の姿煮特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、リワードデュランにアタマ差交わされて2着となった。

2月21日、連闘で迎えた37戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、木下智史継続は力特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のジャストサウンドに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月26日、連闘で迎えた38戦目は、アメジスト特別（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は西森将司騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた39戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のはがくれ大賞典（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

9月3日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた40戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた41戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた42戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた43戦目は、一般C1ロ C2イ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた44戦目は、KTJ高知珍道杯特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は三村展久騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。