ナリタダイリン（2002年生、母オースミメリー）

ナリタダイリン（2002年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋大輪」。毛色は栗毛。種牡馬のメジロライアン（当時15歳）と交配したオースミメリーが12歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊郷牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方40戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2006年の一般D2-1。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

9月26日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は414kg。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

10月23日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた3戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

3歳（2005年）

1月15日、中7週で迎えた4戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

4月27日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般D4-3（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったジンデンキセキから3馬身差の2着となった。

6月8日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、一般D4-4（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノエターナルに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月23日、中1週で迎えた7戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月14日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般D4-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のバクシンキングに2馬身の差をつけて制した。

8月4日、中2週で迎えた9戦目は、一般D3-2（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のライコウキラキラに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月25日、中2週で迎えた10戦目は、一般D2-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた11戦目は、馬人特別（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた12戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、おうし座特別（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた13戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月26日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた14戦目は、三石ファンクラブ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月9日、中1週で迎えた15戦目は、鵡川特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズシスターズから1馬身差の2着となった。

12月24日、中5週で迎えた16戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネルシュリットを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2006年）

1月3日、中0週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた18戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた19戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヨシノトップを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月19日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は石川浩文騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3月19日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルポポラーレにアタマ差交わされて2着となった。

4月26日、中4週で迎えた22戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、日高町合併記念賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた23戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた25戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた26戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハミウケリョウガに1馬身半の差をつけて4勝目を収める

7月4日、中2週で迎えた27戦目は、ケフェウス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた28戦目は、リゲル特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた29戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、ハダル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた30戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた31戦目は、Aiba浦河周辺商店街特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた32戦目は、アケルナル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた33戦目は、アルクトゥルス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒミコノウタゴエから1馬身半差の2着となった。

10月5日、連闘で迎えた34戦目は、ふたご座特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた35戦目は、日高管内商工会青年部特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた36戦目は、ホテル四季の風特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた37戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

12月8日、連闘で迎えた38戦目は、一般C3（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5歳（2007年）

1月5日、中3週で迎えた39戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

1月12日、連闘で迎えた40戦目は、一般C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾崎章生騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

1月18日、連闘で迎えた41戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた42戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた43戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた44戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。