コスモハワイアン（2002年生、母テンザンオドリコ）

コスモハワイアン（2002年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋サマーセール購入馬なので夏をイメージして」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロブライト（当時8歳）と交配したテンザンオドリコが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は木戸口昌治。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木戸口昌治から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって315万円で落札された。

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

9月12日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、ラドランファーマに半馬身交わされて2着となった。

10月30日、中6週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた3戦目は、D.ボニヤ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、5着を確保した。

3歳（2005年）

1月23日、中5週で迎えた5戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着に入った。